その母乳育児の食事制限は必要ですか?授乳中に食事制限がいらない理由と母乳中の栄養素や独自性 波線
母乳育児に関わる知識

その母乳育児の食事制限は必要ですか?授乳中に食事制限がいらない理由と母乳中の栄養素や独自性

授乳中のママさん、母乳の栄養って気になりますよね。
なるべく、良質のおっぱいで赤ちゃんを育てたいと思うのは当然だと思います。
しかし、無理な食事制限はかえってストレスになり母乳育児がつらくなることも・・・
なぜ、おっぱいかーちゃんが食事制限がいらないと言ってるのかご説明します!

01.なぜ、授乳中の食事制限がいらないのか?

甘い物・辛い物・脂っぽいものなどを制限して過ごしていませんか?
実は、極度な食事制限はいらないのです。
インド人は毎日、カレーを食べるてるでしょ?韓国人だってキムチやチゲをたべるでしょ?
日本人の和食を中心に、バランスよい(偏りすぎない栄養摂取)食事であれば過度な食事制限はいりませんね。
ただ、アルコールに関してはダメではないのですが、以下のような影響があります。
アルコールやニコチンにより、一時的にオキシトシンの放出を妨げます。

ママのストレスにならないように、ケーキやカレー、揚げ物などと、上手くバランスの良い食事をとっていきましょう!
また、和食中心と書いていますが、偏った食事でなければ和洋中、なんでもいい気がします。
朝はパン、昼は麺類、夜はご飯でもいいですが、要はバランスです。
朝はパン、昼もパン、夜は麺だとご飯食べなきゃって思いますよね?
また、毎日ご飯でもおかずがお肉中心だったり、野菜がすくなかったりしては赤ちゃんがいてもいなくてもバランスを気にしますよね。
なんといっても、一緒に食事をするパパや家族も一緒に食事制限されるより、バランスよい食事、彩られた食卓のが嬉しいものです!

また、「出産祝いで豪華な食事を食べ過ぎて、乳腺炎になってしまった!」なんて話を聞いたことがあります。
多分ですが、親戚が集まり授乳する時間が乱れてしまったり、赤ちゃんの睡眠のタイミングと合わないなどで授乳間隔が空いたのも原因です。
なので、食事よりも注意が必要ですね。
基本は「赤ちゃん主導の授乳」が母乳育児のカギになります。

ワンポイント
「母乳の風味」
母乳の風味は、母親が何を食べたかに影響される。風味の変化によって、赤ちゃんはその家庭の食べ物の味に慣れ、生後6ヶ月以降にこれらの食物を食べるようになりやすくなる。人工乳はいつも同じ味で、授乳期間中ずっと味が変わらない。人工乳の味は、赤ちゃんが将来食べる食べ物に何の関係もない。(母乳育児支援ガイドより)
バランスよい食事で赤ちゃんにいろいろな家庭の味を教えてあげましょう!

02.母乳中の栄養素ってなにが入ってるの?

  1. タンパク質
    母乳中のタンパク質の量は、乳児の成長と脳の発達にとって完全である。消化されやすので、赤ちゃんにすばやく栄養素を供給できる。人工乳はヒトの乳とは異なるタンパク質を含み、消化が遅く消化しにくいので、赤ちゃんの身体に負担となる可能性がある。人工乳のタンパク質に不耐性(ふたいせい)となり、皮疹、下痢や他の症状を起こす赤ちゃんもいる。母乳中のタンパク質の濃度は母親の食事摂取に影響されない。
  2. 脂質
    脂質は乳児の主なエネルギー(カロリー)源である。母乳中のリパーゼという酵素は脂質の消化を開始し、その結果、エネルギー源として赤ちゃんにすばやく利用される。
    母乳中の脂質は、脳の成長と目の発達に必要な極長鎖脂肪酸をビタミン類、コレステロールと同様に含んでいる。母乳中の豊富なコレステロールは、乳児が生涯にわたってコレステロールをコントロールする仕組みの発達を助ける可能性がある。
    授乳開始時の母乳中の脂質濃度は低い、これを前乳と呼び、赤ちゃんののどの渇きをいやす。授乳の後の方では脂質の濃度は高く、これを後乳と呼び、満腹感を与える。授乳ごとに獅子の含有量は変化する。
    人工乳は授乳の間に変化せず、消化酵素を含まない。人工乳には、ほとんどあるいはまったくない。脂肪酸を添加した製品もあるが、これらは魚類の油脂類や鶏卵の脂肪や、植物性由来のものである。
    母乳中の脂質の構成は、母親の食事に影響を受ける。母親が食事で多価不飽和脂肪酸を多量に摂取していると、その母乳は多価不飽和脂肪酸を多く含むだろう。しかし、母親に体脂肪がほとんどなく極度に栄養状態が悪い場合以外は、母乳中の脂質の総量は母親の食事には影響されない。
  3. 炭水化物
    乳糖(ラクトース)は母乳中の主な炭水化物である。これは乳腺でつくられ、1日中一定の濃度である。乳糖はカルシウムの吸収を助け、脳の成長の燃料となり、腸管での有害微生物の生育を遅らせる。乳糖はゆっくりと消化される。母乳育児中の赤ちゃんの便の中の乳糖は、不耐性のサインではない。
    すべての人工乳が乳糖を含むわけでは無い。乳糖を含まない母乳代用品を健康な乳児に与えることの影響はわかっていない。
  4. 母乳中の鉄の量は少ないが、鉄は母乳だけで育てている場合、赤ちゃんの腸から吸収される。これは、母乳が鉄の吸収の過程を助ける特定の輸送因子を供給することが一因である。人工乳には高濃度の鉄を補うのは、人工乳では鉄があまりよく吸収されないからである。この余分に加えられた鉄分は有害最近の増殖を助けてしまうことがある。
    健康で正期産で生まれ、臍帯結紮(さいたいけっさつ)の時期も早すぎなかった、母乳だけで育った赤ちゃんでは、生後6-8か月の間に鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)となることはまれである。
  5. 水分
    母乳はとても水分に富んでいる。赤ちゃんが欲しい時にいつでも母乳を与えると、暑く乾燥した天候のときでも、水分の追加は不要である。母乳は赤ちゃんの腎臓に負担をかけず、赤ちゃんは不要な水分を体内にためることもない。
    水やお茶などの他の液体を与えることは、母乳の生産性を阻害し、乳児の栄養摂取を減らし、感染のリスクを増すことがある。
ワンポイント
母乳育児でなく完全粉ミルク育児の方も、購入時に比較対象として母乳の役割を知っておくのは大事かと思います。母乳育児をしないと育児にならないわけでは、全くありません。私は母から完全粉ミルクで育ったと聞いていますが、とくに今まで大きな病気で苦労したことはありません^^

03.赤ちゃんの為の唯一無二な母乳の独自性とは?

母乳には200以上の成分が含まれていることが知られており、まだ知られていない成分も含まれている。おのおのの動物はそれぞれの種に必要な特有の母乳をもつ一子牛は大きな筋肉と骨とともに急速に成長し、ヒトの赤ちゃんは脳の急速な発達とともにゆっくりと成長する。

母親の母乳は、彼女自身の赤ちゃんにふさわしいものである。母乳はその赤ちゃんのニーズに合った栄養を供給するように変化する。初乳は妊娠週数に適合し、成乳は授乳の度に、日ごとに、また次ごとに赤ちゃんのニーズに見合うように変化する。母乳は感染防御の作用をもつ生きた液体である。

ワンポイント
動物の赤ちゃんは生まれてすぐ、歩いたり、泳いだりと敵から身を隠したりできます。ヒトの赤ちゃんは大人のお世話が長い間必要なほど、手がかかります。それは、脳の発達が優れてる生き物だったからなんですね。「粉ミルクが悪いから、あげていけない。」と言いたいのではありません。ただ、ヒトの赤ちゃんにあった栄養素や感染予防を含んだ、『生きた液体』と考えると粉ミルクでは補えない部分が出てきてしまう気がします。おっぱいは神秘ですね^^

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